ADHD奮闘記

ADHDの母がADHDの子育て中!当事者でありながらADHDの子とどう向き合うかを日々模索中です

ありのままの自分を認めること

おはようございます。
今年大ブームを巻き起こしたディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌、『レット・イット・ゴー〜ありのままで〜』が今でも町中で流れていますね。紅白でも歌われるとか。

わたしもアナと雪の女王の映画は2回観に行きましたが、今までのよくある王子様とヒロインが結ばれる、と言ったお決まりパターンの話ではなく、姉妹の愛と絆を描いたお話で、とても心に残りました。

そして音楽が良いですね。思わず口ずさんでしまう。だから楽譜も良く売れます。みんな練習して、歌いながら弾くんですねー!

さて本題。その主題歌の『レット・イット・ゴー』の歌詞は女王エルサが今まで隠してきた自分の力をありのままに発揮して、自分らしく生きる!という決意を歌ったものでした。

この歌は人と比べて悩んだり、自分を自分で傷つけてしまったり、責めてしまったり、周りに責められらて、でも自分ではどうすることもできなくて辛い思いをしている人たちへの応援歌でもあるなと感じました。

ADHDの特性を持つ人の生き辛さは半端ないです。見た目普通に見えるから、数々の出来ないことが単なる努力不足、と見られがちで、自分の中ではもう限界まで努力してるのに、『努力が足りない』『やる気がない』と責められる。

責められると今度は自分で自分を責めるようになってしまいがちです。『なんで自分はこんなに出来ないんだ』『頑張りが足りないんだ』と、もっと頑張らなくちゃダメな自分、と自分自身否定し、どんどん追い込んでしまいます。


きっと、この歌で救われた人、沢山いると思います。
今のありのままの自分を認め、受け入れていいんです。


ありのままでというのは、あくまでも今一生懸命生きている自分でいい、ということであって、ラクになるための逃げ道として使っちゃうのは良くないですね。

1日1日を大切に、懸命に生きる。
その形は人によって違うと思います。
人と比較するのではなく、自分のペースで自分の道を歩んでいけばいいんだと思います。